夏休みの読書感想文を書くのも思考トレーニングが大事


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このブログとは別にサーバ立ててブログを書いているのですが、物を書くには思考力が必要だなと常々感じました。

 読書感想文を書かない長男のために読書感想文を書く

で、今回何が言いたいかというと。 実は、長男の読書感想文を書いてみました。

 

経緯ですが、

 

締め切りは翌日まで。(提出に気が付いた日がそういう状態)

本を読んでない。

 

書けないわけです。

 

最近拗らせ気味で学校の宿題はやる気配もなし。 夏休みの宿題にいたっては、言わずもがな。

 

ちなみに部活にも出ていないという。

 

そんな拗らせ状態なので、言ったところでやらないわけです。

「できない」「わからない」「疲れた」とやらない理由ばかり並べて時間が過ぎるだけなので、やらない理由をつぶすために、私が書いてやろうと。

 

読書感想文のもとにした本は「からすのパンやさん」

で、何の本で読書感想文を書いたかというと、絵本では有名な「からすのパンやさん」です。

なぜこの本だったかというと「内容を把握しているため、すぐに感想文作成に取り掛かれるから」でした。

ちなみにこの絵本、長女がクリスマスプレゼントとして保育園でもらったものです。何度か読んでいるので知っていました。

 

最初は冗談で雑誌(まだ読んでない)のにしようかと、とりあえず表紙だけ見てがんがん感想を述べていましたが、さすがに恥ずかしいからやめてくれということで、「からすのパンや」さんになりました。

↓こちらが最初に読書感想文にしようとした雑誌

 

からすのパンやさんの読書感想文ですが、とりあえず作者のプロフィールから入り、内容についてはピックアップしたい箇所だけを取り上げ、ある程度自分の想像のつくところから様々な感想を書いていったのですが、正直これを読んだら、「なんだこの感想は?」になりそうな、おおよそ中学生が書いているものとはかけ離れた内容の読書感想文になりました。

 

読書感想文の文字数と作成所要時間

さて、読書感想文の内容としては「とにかく期限に間に合うように体裁を整えて条件クリアした状態で提出する」というのを目標にしていたので、実際にはまだ内容はリライト必須だと感じます。

ところどころこれは構成としてはどうかとか感想として体をなしているかというところがありますので。

ただし、最低条件である部分だけを目標とした場合はそこまでレベルを求められません。

とりあえず、中身を手書きで原稿用紙に写せればいいのですから。 文字数は原稿用紙4枚半以上5枚以内のため、2000文字書けばクリアです。

ただし、実際に書いてみたところ1000文字くらいで私も筆が止まり気味になりました。

残り1000文字を埋めるのに、他のページから感想を引っ張ったりもしたのですが、最終的には1700文字超えまでになりました。

ここまでで作成時間は30分です。

日常的にブログを書いていることもあり、とりあえずただの感想を書くだけ、体裁を整えるだけならば30分程度で作成できるというのが自分でもわかりました。

ただここまでのレベルで内容を書くには、普段からいろんなことを見たり聞いたり考えたりして、それをアウトプットしていないと恐らく無理だったと思います。

まして、子供が宿題としてやるのであれば、感想文を書くだけでも3時間はかかったと思います。(実際自分の夏休みでもそんな感じ)

 

からすのパンやさんは中学生の読書感想文としてふさわしいのか

感想文の内容だけ読んだら、自分が書いてないだろうということは一目瞭然かもしれません。

ただし、からすのパンやさんを中学生の読書感想文として選ぶかといと、こればかりはだめとは言い切れないと思っています。

実は、あの絵本、音読すると結構長いんですよね。

そのため読み聞かせる絵本としては長編の部類に入るのではと思うので、そういう観点からも考えられるかもしれません。 また、長い間読み続けられている本のため、どうして子供たちに人気があるのかという考察もできるのではないかと思います。

実際はそこまで突っ込んだ内容は時間がないので書けませんでしたが、そういう観点から見た感想文もありではないかと。

しかし、大人になってから読書感想文を書くとは思いませんでした。

甘やかしといえばそれまでかもしれませんが、やれない理由はつぶさないと社会に出てから通用しない。

 

子供を育てるって、どこまでもそういう観点でつながっているのかなと自分の中では思いました。